どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

カテゴリー別-小説

椰月美智子さんの「しずかな日々」を読みました。~ぼくは転校しない。そう決めた少年がおじいちゃんと友達と過ごした、確かな夏。

椰月美智子さんの「しずかな日々」を読みました。 しずかな日々 (講談社文庫) 作者:椰月美智子 発売日: 2015/10/16 メディア: Kindle版 内容・あらすじ おじいさんの家で過ごした日々。それは、ぼくにとって唯一無二の帰る場所だ。ぼくは時おり、あの頃のこ…

椰月美智子さんの「かっこうの親 もずの子ども」を読みました。~母でなければ書けない小説。ありそうな日常と、尋常ではない愛。

椰月美智子さんの「かっこうの親 もずの子ども」をよみました。 かっこうの親 もずの子ども (実業之日本社文庫) 作者:椰月 美智子 発売日: 2014/10/03 メディア: 文庫 内容・あらすじ 迷いも哀しみも、きっと奇跡に変わる――。幼児向け雑誌の編集部で働く統子…

椰月 美智子さんの「14歳の水平線」を読みました。~お父さんにだって、14歳の時があった。一期一会のひと夏の宝石感を思い返す作品。

椰月 美智子さんの「14歳の水平線」を読みました。 14歳の水平線 (双葉文庫) 作者:椰月 美智子 発売日: 2018/05/10 メディア: 文庫 内容・あらすじ 夏休み、征人は息子の加奈太を誘い、故郷の島にやってきた。征人はたちまち30年前の日々に引き戻され、加奈…

中山祐次郎さんの「逃げるな新人外科医」を読みました。~小説だからといってハッピーエンドにはならない。シビアな外科医の世界

中山祐次郎さんの「逃げるな新人外科医」を読みました。 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2 (幻冬舎文庫) 作者:中山祐次郎 発売日: 2020/04/02 メディア: Kindle版 概要 俺、こんなに下手クソなのにメスを握っている。命を託されている。 研修医・雨野の物…

中山祐次郎さんの「泣くな研修医」を読みました。~医師が書く、研修医のリアルな毎日。

中山祐次郎さんの「泣くな研修医」を読みました。 泣くな研修医 (幻冬舎文庫) 作者:中山祐次郎 発売日: 2020/04/02 メディア: Kindle版 内容・あらすじ なんでこんなに無力なんだ、俺。 雨野隆治は25歳、大学を卒業したばかりの研修医だ。新人医師の毎日は、…

【Kindle Unlimited】史夏ゆみさんの「イダジョ」を読みました。~普通のサラリーマン家庭に育った女の子が医学部に入り、大学を卒業するまで。

史夏ゆみさんの「イダジョ」を読みました。 イダジョ!医大女子 作者:史夏ゆみ 発売日: 2018/09/14 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 「絶対、医者になってやる!」普通のサラリーマンの家庭に育ちながら、私立の医大に入学した安月美南。そこで出会う同級…

森絵都さんの「クラスメイツ」を読みました。~24人それぞれ目線に、気持ちに、行動に共感。 それぞれの目線からみるというのはこういうことなのかな、と思わせる小説。

森絵都さんの「クラスメイツ」を読みました。 クラスメイツ〈前期〉 (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2018/06/15 メディア: 文庫 クラスメイツ〈後期〉 (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2018/06/15 メディア: 文庫 内容・あらすじ ひとりひとりが打ち明け…

森絵都さんの「この女」を読みました。~釜ヶ崎で働く青年が、ある女性を主人公に小説をかく、小説。徐々に明らかになる、女性と青年の過去と人物像。

森絵都さんの「この女」を読みました。 この女 (文春文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2014/06/10 メディア: 文庫 内容・あらすじ 甲坂礼司、釜ヶ崎で働く青年。二谷結子を主人公に小説を書いてくれと頼まれる。二谷結子、二谷啓太の妻。神戸・三宮のホテルに一人…

森絵都さんの「ラン」を読みました。~あの世の家族に会うために走る。世界一後ろ向きなランナー・環22歳の物語。

森絵都さんの「ラン」を読みました。 ラン (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2012/02/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 9年前、13歳の時に家族を事故で亡くした環は、ある日、仲良くなった自転車屋さんからもらったロードバイクに乗ったまま、異世界に紛れ…

森絵都さんの「いつかパラソルの下で」を読みました。~お父さんの死からはじまる、お父さんの半生めぐり。

森絵都さんの「いつかパラソルの下で」を読みました。 いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5) 作者:森 絵都 発売日: 2008/04/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出していた柏原野々。その父も亡くなり、四…

森絵都さんの「宇宙のみなしご」を読みました。~うらやましいくらい仲の良い兄弟を中心に、屋根に登る遊びで広がった絆。

森絵都さんの「宇宙のみなしご」を読みました。 宇宙のみなしご (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2010/06/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 中学2年生の陽子と1つ歳下の弟リン。両親が仕事で忙しく、いつも2人で自己流の遊びを生み出してきた。新しく見つ…

森絵都さんの「永遠の出口」を読みました。~70年代80年代に小中高を過ごした女の子の日常に、ああ、あったかもしれないと何度も共感する作品。

森絵都さんの「永遠の出口」を読みました。 永遠の出口 (集英社文庫(日本)) 作者:森 絵都 発売日: 2006/02/17 メディア: 文庫 内容・あらすじ 「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任…

成田名璃子さんの「今日は心のおそうじ日和」を読みました。~たまには丁寧に心行くまで家事をしたい。

成田名璃子さんの「今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私」を読みました。 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫) 作者:成田 名璃子 発売日: 2019/09/25 メディア: Kindle版 内容・あらすじ …

垣谷美雨さんの「あなたの贅肉落とします」を読みました。~読んで爽快・ダイエット小説。

垣谷美雨さんの「あなたの贅肉落とします」を読みました。 あなたのゼイ肉、落とします 作者:垣谷 美雨 発売日: 2016/10/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) 内容・あらすじ ダイエットは運動と食事制限だけではない。大庭小萬里はマスコミには一切登場し…

森絵都さんの「リズム・ゴールドフィッシュ」を読みました。~ごくごく自然に、中学生の主人公たちに共感できる、間口の広い児童文学。

森絵都さんの「リズム・ゴールドフィッシュ」を読みました。 リズム/ゴールド・フィッシュ (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2019/02/23 メディア: 文庫 内容・あらすじ 中学1年生のさゆきは、いとこの真ちゃんが大好きだ。高校へ行かずに金髪頭でロックバン…

森絵都さんの「つきのふね」を読みました。~逃げたのは梨利。でも裏切ったのは私。中学生のその潔癖さに、心惹かれる作品。

森絵都さんの「つきのふね」を読みました。 つきのふね (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2005/11/23 メディア: 文庫 内容・あらすじ あの日、あんなことをしなければ…。心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。進路や万引きグループとの確執に悩む…

角田光代さんの「愛がなんだ」を読みました。~やめて! もっと自分を大事にして! そこまでみっともなくならないで! と叫びたくなる、片思い小説。

角田光代さんの「愛がなんだ」を読みました。 愛がなんだ (角川文庫) 作者:角田 光代 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」――OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電…

森絵都さんの「DIVE!」を読みました。~コーチの思いが感染し、クラブに火がついていくスポ根小説。

森絵都さんの「DIVE!」を読みました。 DIVE!! 上 (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2006/05/26 メディア: 文庫 DIVE!! 下 (角川文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイ…

森絵都さんの「カラフル」を読みました。~ぼくが前世で犯した罪とは何か? 下界でのインターンというファンタジー的設定に、最後は「なるほど」

森絵都さんの「カラフル」を読みました。 カラフル (文春文庫) 作者:森 絵都 発売日: 2020/04/17 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 主人公はとある魂。「ぼく」は前世で罪を犯したため、輪廻の輪から外されそうになっているところだとのこと。ところが、「…

村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。~なぜ、友人たちは急に冷たくなったのか。犯人が推理できても、できなくても。

村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫) 作者:村上春樹 発売日: 2015/12/04 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 主人公・多崎つくるは36歳の独身、鉄道会社で駅を…

森絵都さんの「みかづき」を読みました。~用務員室からはじまる、塾づくりに奔走した家族の物語。

森絵都さんの「みかづき」を読みました。 みかづき (集英社文庫) 作者:森絵都 発売日: 2018/11/30 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」 昭和36年。人生を教えることに捧げた、塾教師…

平野啓一郎さんの「決壊」を読みました。

平野啓一郎さんの「決壊」を読みました。 決壊(上) (新潮文庫) 作者:啓一郎, 平野 発売日: 2011/05/28 メディア: 文庫 決壊(下) (新潮文庫) 作者:啓一郎, 平野 発売日: 2011/05/28 メディア: 文庫 あらすじ・内容 地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサ…

小川糸さんの「つるかめ助産院」を読みました。~南の島の助産院のお話。こんな臨月を過ごしてみたかった。

小川糸さんの「つるかめ助産院」を読みました。 つるかめ助産院 (集英社文庫) 作者:小川糸 発売日: 2012/11/15 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる…

小川糸さんの「食堂かたつむり」を読みました。~料理とは祈りそのもの。素朴な料理に込められたストーリーと想い。

小川糸さんの「食堂かたつむり」を読みました。 食堂かたつむり (ポプラ文庫) 作者:小川糸,石坂しづか 発売日: 2018/04/20 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 主人公は20代の女の子、倫子。倫子はインド人の恋人と同棲していたものの、恋人に全てを持ち逃げ…

小川糸さんの「ライオンのおやつ」を読みました。~瀬戸内海のホスピスで、端から端までクリームがぎっしり詰まったあのチョココロネみたいに、ちゃんと最後まで生きる。

小川糸さんの「ライオンのおやつ」を読みました。 ライオンのおやつ 作者:糸, 小川 発売日: 2019/10/08 メディア: 単行本 著者と本書について 著者の小川糸さんは1973年生まれ。2008年のデビュー作「食堂かたつむり」から、30冊の本を出版されています。著者…

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」を読みました。 ~個性的な殺したちが終結する天下一武道会@東北新幹線

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」を読みました。 マリアビートル (角川文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2013/09/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 前作「グラスホッパー」の続編。 主人公は荒い稼業から足を洗ったはずの木村雄一。アル中の彼には、高い…

恩田陸さんの「チョコレートコスモス」を読みました。~現代版、よりリアルなガラスの仮面。

恩田陸さんの「チョコレートコスモス」を読みました。 チョコレートコスモス (角川文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2011/06/23 メディア: 文庫 内容・あらすじ 芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名…

住野よるさんの本6冊まとめ。~気分別・重さ別おすすめを整理してみました。

住野よるさん作品6冊を読みました。 どの作品も、日常ながら貴重な学生生活や青春に時代が描かれており、こんな経験をしてみたかったな、こんな人に出会えたら、こんなこと話してみたかったなと思ったり、はたまた過去を思い出したり、懐かしく楽しい気持ち…

【kindle unlimited】伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」を読みました。~怖くない、独特の雰囲気のハードボイルド。

伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」を読みました。 グラスホッパー (角川文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2012/09/01 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 一般人であるはずの元教師主人公「鈴木」は、奥さんをなくします。原因は車の事故。その後、寺崎とい…

平野啓一郎さんの「ある男」を読みました。

平野啓一郎さんの「ある男」を読みました。 ある男 作者:啓一郎, 平野 発売日: 2018/09/28 メディア: 単行本 内容紹介 愛したはずの夫は、まったくの別人であった。「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!弁護士の城戸は、かつての依頼者…