どんぐり君とおにぎり君のママの読書日記

アラフォー、2男の母のブックレビューです。読んだ本の簡単な内容・あらすじ・感想をメモしてます。

カテゴリー別-小説

小川糸さんの「つるかめ助産院」を読みました。~南の島の助産院のお話。こんな臨月を過ごしてみたかった。

小川糸さんの「つるかめ助産院」を読みました。 つるかめ助産院 (集英社文庫) 作者:小川糸 発売日: 2012/11/15 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる…

小川糸さんの「食堂かたつむり」を読みました。~料理とは祈りそのもの。素朴な料理に込められたストーリーと想い。

小川糸さんの「食堂かたつむり」を読みました。 食堂かたつむり (ポプラ文庫) 作者:小川糸,石坂しづか 発売日: 2018/04/20 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 主人公は20代の女の子、倫子。倫子はインド人の恋人と同棲していたものの、恋人に全てを持ち逃げ…

小川糸さんの「ライオンのおやつ」を読みました。~瀬戸内海のホスピスで、端から端までクリームがぎっしり詰まったあのチョココロネみたいに、ちゃんと最後まで生きる。

小川糸さんの「ライオンのおやつ」を読みました。 ライオンのおやつ 作者:糸, 小川 発売日: 2019/10/08 メディア: 単行本 著者と本書について 著者の小川糸さんは1973年生まれ。2008年のデビュー作「食堂かたつむり」から、30冊の本を出版されています。著者…

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」を読みました。 ~個性的な殺したちが終結する天下一武道会@東北新幹線

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」を読みました。 マリアビートル (角川文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2013/09/25 メディア: 文庫 内容・あらすじ 前作「グラスホッパー」の続編。 主人公は荒い稼業から足を洗ったはずの木村雄一。アル中の彼には、高い…

恩田陸さんの「チョコレートコスモス」を読みました。~現代版、よりリアルなガラスの仮面。

恩田陸さんの「チョコレートコスモス」を読みました。 チョコレートコスモス (角川文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2011/06/23 メディア: 文庫 内容・あらすじ 芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名…

住野よるさんの本6冊まとめ。~気分別・重さ別おすすめを整理してみました。

住野よるさん作品6冊を読みました。 どの作品も、日常ながら貴重な学生生活や青春に時代が描かれており、こんな経験をしてみたかったな、こんな人に出会えたら、こんなこと話してみたかったなと思ったり、はたまた過去を思い出したり、懐かしく楽しい気持ち…

【kindle unlimited】伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」を読みました。~怖くない、独特の雰囲気のハードボイルド。

伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」を読みました。 グラスホッパー (角川文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2012/09/01 メディア: Kindle版 内容・あらすじ 一般人であるはずの元教師主人公「鈴木」は、奥さんをなくします。原因は車の事故。その後、寺崎とい…

平野啓一郎さんの「ある男」を読みました。

平野啓一郎さんの「ある男」を読みました。 ある男 作者:啓一郎, 平野 発売日: 2018/09/28 メディア: 単行本 内容紹介 愛したはずの夫は、まったくの別人であった。「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!弁護士の城戸は、かつての依頼者…

住野よるさんの「青くて痛くて脆い」を読みました。~青春時代の痛さをつきつけられる、イタい作品。

住野よるさんの「青くて痛くて脆い」を読みました。 青くて痛くて脆い 作者:住野 よる 発売日: 2018/03/02 メディア: 単行本 内容・あらすじ 人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。空気の読めない発言を連発…

住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」を読みました。~大好きな本。ブルボンのお菓子。日常の小さなオアシスがいとおしくなる、すこし不思議ちゃんな三歩の日常のお話。

住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」を読みました。 麦本三歩の好きなもの 作者:住野 よる 発売日: 2019/03/07 メディア: 単行本 内容・あらすじ 朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。好きなものがたくさんあるから毎日はきっと楽しい。図書館勤務の20代…

垣谷美雨さんの「70歳死亡法案可決」を読みました。~介護・引きこもりの息子・仕事・家事……たくさんのタスクを抱えた主婦東洋子の家出のリアリティ

垣谷美雨さんの「70歳死亡法案可決」を読みました。 七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫) 作者:垣谷 美雨 発売日: 2015/02/10 メディア: 文庫 内容 高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。施行まで二年、宝田東洋子は…

住野よるさんの「また、同じ夢を見ていた」を読みました。~幸せについて考え、そして主人公・奈ノ花のよき相談者の正体を考える、解釈系ミステリー

住野よるさんの「また、同じ夢を見ていた」を読みました。 また、同じ夢を見ていた (双葉文庫) 作者:住野 よる 発売日: 2018/07/12 メディア: 文庫 内容・あらすじ 250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。その著者、住野よるの第二…

凪良ゆうさんの「わたしの美しい庭」を読みました。~40台独身でなくても、ゲイではなくても、うつ病ではなくても。生きづらさに共感し、そんな彼らが自分が好きになるお話。

凪良ゆうさんの「わたしの美しい庭」を読みました。 わたしの美しい庭 作者:ゆう, 凪良 発売日: 2019/12/04 メディア: 単行本 内容・あらすじ 小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 百…

凪良ゆうさんの「すみれ荘ファミリア」を読みました。 ~一見、だれもが住んでみたいと思うシェアハウスに潜む謎と、個々の事情。

凪良ゆうさんの「すみれ荘ファミリア」を読みました。 すみれ荘ファミリア (富士見L文庫) 作者:凪良 ゆう 発売日: 2018/07/14 メディア: 文庫 内容・あらすじ トイレと風呂と台所は共有、朝食夕食付きの下宿屋すみれ荘。下宿人の美寿々、隼人、青子と管理人…

凪良ゆうさんの「神様のビオトープ」を読みました。~隠された秘密を抱えた人と、社会との折り合いと。

凪良ゆうさんの「神様のビオトープ」を読みました。 神さまのビオトープ (講談社タイガ) 作者:凪良 ゆう 発売日: 2017/04/20 メディア: 文庫 内容・あらすじ うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大…

【2020年本屋大賞受賞】凪良ゆうさんの「流浪の月」を読みました。~その人との関係性は、他人には計り知れない、かもしれない。

凪良ゆうさんの「流浪の月」を読みました。 【2020年本屋大賞 大賞受賞作】流浪の月 作者:凪良 ゆう 発売日: 2019/08/29 メディア: 単行本 内容・あらすじ 【2020年本屋大賞受賞作】せっかくの善意を、わたしは捨てていく。そんなものでは、わたしはかけらも…

恩田陸さんの「上と外」を読みました。~青春小説、かと思いきや、一転してジャングルでのサバイバルに。一気に読める冒険小説。

恩田陸さんの「上と外」を読みました。 上と外〈上〉 (幻冬舎文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2007/10/01 メディア: 文庫 上と外 下 (2) (幻冬舎文庫 お 7-10) 作者:恩田 陸 発売日: 2007/10/01 メディア: 文庫 内容・あらすじ 中学生の練は、両親の離婚の為、家…

垣谷美雨さんの「ニュータウンは黄昏て」を読みました。

垣谷美雨さんの「ニュータウンは黄昏て」を読みました。 ニュータウンは黄昏れて (新潮文庫) 作者:垣谷 美雨 発売日: 2015/06/26 メディア: 文庫 内容・あらすじ(「BOOK」データベースより) バブル崩壊前夜、4LDKの分譲団地を購入した織部家。都心から1時…

垣谷美雨さんの「禁煙小説」を読みました。~脱離の過程の描写のリアルさに脱帽。タバコにかぎらず依存症からの脱離を考えている方におすすめの小説。

垣谷美雨さんの「禁煙小説」を読みました。 禁煙小説 (双葉文庫) 作者:垣谷 美雨 発売日: 2011/12/15 メディア: 文庫 内容・あらすじ どこに行っても喫煙者には肩身の狭い時代になった。主人公の早和子は、禁煙にチャレンジしつづけて二十年経つが、未だにタ…

垣谷美雨さんの「竜巻ガール」を読みました。

垣谷美雨さんの「竜巻ガール」を読みました。 竜巻ガール (双葉文庫) 作者:垣谷 美雨 発売日: 2009/06/11 メディア: 文庫 内容・あらすじ 父親の再婚相手の連れ子と同居することになった高校二年生の哲夫。なんと義妹は同学年のガングロ娘だった!その日から…

恩田陸さんの「六番目の小夜子」を読みました。~途中怖すぎだけど、爽やかな青春ホラー。吉田秋生さんの吉祥天如を思い出しました。

恩田陸さんの「6番目の小夜子」を読みました。 六番目の小夜子 (新潮文庫) 作者:陸, 恩田 発売日: 2001/01/30 メディア: 文庫 内容・あらすじ とある地方の高校が舞台の話。 その方向では3年に1度「サヨコ」と呼ばれる役を割り当てられる生徒がいます。 ある…

越谷オサムさんの「陽だまりの彼女」を読みました。~完璧な理想の恋愛からのまさかのラスト。

越谷オサムさんの「陽だまりの彼女」を読みました。 陽だまりの彼女 (新潮文庫) 作者:オサム, 越谷 発売日: 2011/05/28 メディア: 文庫 内容(「BOOK」データベースより) 幼馴染みと十年ぶりに再会した俺。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメ…

恩田陸さんの「蜂蜜と遠雷シリーズ」を読みました 。~「蜂蜜と遠雷」→「祝祭と予感」。ピアノコンクールが舞台の青春小説。

恩田陸さんの「蜂蜜と遠雷シリーズ」を読みました 。~「蜂蜜と遠雷」→「祝祭と予感」 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2019/04/10 メディア: 文庫 蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫) 作者:恩田 陸 発売日: 2019/04/10 メディア: 文庫 祝祭と…

垣谷美雨さんの「女たちの避難所」を読みました。~根底に流れる女性が生きにくい社会への怒り

垣谷美雨さんの「女たちの避難所」を読みました。 女たちの避難所 (新潮文庫) 作者:美雨, 垣谷 発売日: 2017/06/28 メディア: 文庫 内容(「BOOK」データベースより) 九死に一生を得た福子は津波から助けた少年と、乳飲み子を抱えた遠乃は舅や義兄と、息子…

住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」を読みました。

住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」を読みました。 君の膵臓をたべたい (双葉文庫) 作者:住野 よる 発売日: 2017/04/27 メディア: 文庫 内容(「BOOK」データベースより) ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは…

恩田陸さんの「夜のピクニック」を読みました。~青春の結晶を鮮やかにすくい取った小説。

恩田陸さんの「夜のピクニック」を読みました。 2019/10/21 夜のピクニック (新潮文庫) 作者:陸, 恩田 発売日: 2006/09/07 メディア: 文庫 内容 高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だっ…

垣谷美雨さんの「うちの子が結婚しないので」を読みました。~結婚するすべての人にすすめたい本

垣谷美雨さんの「うちの子が結婚しないので」を読みました 2019/10/24 うちの子が結婚しないので (新潮文庫) 作者:美雨, 垣谷 発売日: 2019/03/28 メディア: 文庫 内容(「BOOK」データベースより) 老後の準備を考え始めた千賀子は、ふと一人娘の将来が心配…

泉 ハナさんの「外資のオキテ」を読みました。~将来、英語を使って仕事をしてみたいなと思う方、就活中の方におすすめの小説

泉 ハナさんの外資のオキテを読みました。 外資のオキテ (角川文庫) 作者:泉 ハナ 発売日: 2018/09/22 メディア: 文庫 内容(「BOOK」データベースより) 英語を使う仕事にあこがれていた貴美子は、一念発起して会社を辞め、語学留学を決行。帰国後、悪戦苦…

瀧羽麻子さんの「うさぎパン」を読みました。~優しく安全な物語。

瀧羽麻子さんのうさぎパンを読みました 2019/10/21 うさぎパン (幻冬舎文庫) 作者:瀧羽 麻子 発売日: 2011/02/09 メディア: 文庫 内容 お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって同級生の富田君と大好きなパン屋巡りを始める。継母と暮らす優子と両親が離婚し…

三浦しをんさんの「愛なき世界」を読みました。~アツいリケジョがヒロインの物語。

三浦しをんさんの「愛なき世界」を読みました。2019/10/16 愛なき世界 (単行本) 作者:三浦 しをん 発売日: 2018/09/07 メディア: 単行本 内容 恋のライバルが人間だとは限らない!洋食屋の青年・藤丸が慕うのは〝植物〟の研究に一途な大学院生・本村さん。殺…